04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

出産奮闘期 その3

2008/07/22
Image168.jpg
↑陣痛室のベッドでこれをずっと食べていました。
コレを見ると、未だにあの死闘が思い出されます。(今日はイラストなしです。)

「とうとう出産?!」

6月14日(土) 21時過ぎ、病院にて。

「子宮口2センチ開いてますね。入院しましょう。」

分娩衣に着替え、陣痛室に通される。

初産の場合、子宮口2センチから全開になるまでかなーりの時間を要する。その名の通り陣痛に耐える為だけの部屋で、私はこれから大きくなる陣痛と格闘せねばならない。

1時間おきに看護師さんが様子をみに来てくれる。旦那さんはロビーで仮眠をとったり、側にいてくれたり。

結局、翌朝7時になっても陣痛間隔は5分、子宮口も2センチのまま。しかし、その痛みは入院時と比べかなりグレードアップしている。おかげで私は一睡もできず。看護師さんは「分娩に備えて体力つけるためにも、少しは寝てください。」なんて言うけど、無理ですから!無理だっつうの!仰向けになると痛いので、横向きになり、陣痛の波が来るとひたすら深呼吸。

今日はかなりの長文です↓↓
陣痛の様子を見る為に、入院時にもしたNSTを再度してみることに。
NST(ノンストレステスト)・・・・分間監視装置というのを使って、胎児の心拍数、胎動、陣痛の様子が数値となってわかるもの。

NSTをやるために仰向けに寝かされ、身動きが制限される。

だから、仰向けになると痛いんだっつうの!!!
はぁはぁはぁ・・・とにかく深呼吸だ。
汗だくになって、ベッドの端っことかつかむ。
測定時間は約1時間。30年近く生きてきて、こんなに長く感じた1時間はない。

そんな妻になす術も無い旦那さんは、優しい言葉をかけて・・・・・はくれず、分娩監視装置に表示されている、陣痛の波が来ると大きくなる数字を見て、「今、痛い?痛い?」とか聞いてくる。

ちょっとイライラした。

でも、彼はとなりで手を握ってくれたり、妊婦の最期の要望を聞いてくれた。
「喉渇いた!!お茶」
「リップクリーム!!」
「チョコレート!!」
なぜかこのとき、チョコレートを身体が欲していた。本能でエネルギーを蓄えようとしていたのだろうか。
陣痛の波が来る度に、大きな深呼吸をしてそれを逃す。
「ひーーーーーー、ふーーーーーーーー。」
「んぐぐぐぐくぅぅぅぅ、ひーーーーー。」

1時間後、装置をはずしに来た看護師さんからの、キツイ一言。
「まったく、旦那さんが傍にいると(この検査の前までは仮眠をとっていたので、別室にいました。)大きな声出して。独りの時は静かに我慢してたのに。
5分おきの陣痛でまだ子宮口が2センチで、そんなにわめいとどうすんの!?
お産になったら、もっと痛いんだよ!!」


ぶーー。
だって、だって、本当に痛いんだよ!!
仰向けは痛いんだってば。さっきは横向きだったの!
いろんな妊婦見てきたからこそ、そういうことを言えるんだろうけど、痛いもんは痛んだよ!
ああ、そうさ。私は甘えん坊だよ。そばに頼れる人がいれば、わめくし甘えるよ。

で、NSTの結果は入院時とほとんど変化がない。

すなわち、分娩までまだまだかかるということ。

仮眠はしたものの、疲労の色を隠せていない旦那さん。

病院で出された朝食を食べながら
(陣痛中でも、やはり食べる。)
「まだまだかかると思うよ。一度帰って休んでお昼過ぎにもう一回来たら?」
「うーん。でも、心配だし・・・。いるよ。」
「でも、破水でもしない限りまだまだかかるって。ゆっくり休まないと、身体持たないよ。」
「・・・そうだね。一回帰るね。産みそうになったら、メールしてね。」
「うん。そんな余裕があれば・・ね。」

旦那さんは身体を休める為にも、一度帰宅することを決めた。
私は、便意を感じ、トイレに行こうとベッドから立ち上がった。

その時だった。

パァン!!!!!!!
(実際には音はしなかったと思われるが、私の中ではしたような気がする。)

!!!!!!!下半身、ベッドがぐっしょり!!!

なんじゃこりゃぁぁぁ!!
は、は、は、破水だ!!!


「破水・・・・・しちゃった・・・・・。」

立ちすくむ私。
旦那さんは慌てて、看護師さんを呼びに行く。

羊水が全部出ちゃったんじゃないの?と思われるくらいの大量流出!

すぐさまベッド(羊水でびっしょりなんですけど・・・)に寝かされ絶対安静。その場で内診。

「子宮口全開です!!赤ちゃんの頭、ここまで来てます!8時45分、破水です!」

!!!!!!!!!!
え?え?え?何何何?
2センチが全開?赤ちゃん来てる?

看護師さんたち、大慌てで先生を呼びに行く。
バタバタと数人の助産師さんが分娩室で準備を始める。

一気に歩み寄ってきた「分娩」に緊張し、足が震え出した。
羊水でぬれた分娩衣とベッドシーツの冷たさもあり、寒気を覚える。

そして、何故か陣痛がなくなる。
そう、痛みが全くなくなってしまったのだ。


しかし、それと引き換えにやってきたのは・・・・・・・・・
激しい「いきみたい衝動」。
そう!赤ちゃんが自分から出ようとがんばり始めたのです!


しかし、3日間便秘をしていた私は、う○こが出そうになってるんだと、まったく疑わない。
(入院時に、その事は伝えたのですが浣腸してもらえませんでした。)
旦那さんにも、
「なんか、すっごいう○こしたい!!!ぎゃーす!!」
と、わめいていた。

そのとてつもない「いきみたい衝動」が3分おきにやってくる。
本当に、とてつもない「いきみたい衝動」。痛みはまったくないけど、これはこれでつらい。

「絶対にいきんじゃだめですよ!いきみたくても我慢!」
と、看護師さんに強く言われた。

あぁ、もう無理ぃぃぃぃ。
早くいきませて!
いきませろ!
う○こが出るーーーーー!!
ひ、ひ、ふー。ひーひーふぅぅぅぅぅぅぅーーーーぎーーーーー!
でるぅぅぅぅぅ!!!
あかちゃんでも、う○こでも、もうなんでもいい!


子宮口は全開だったけど、初産の私はあかちゃんの出口が小さすぎることと、陣痛がないことには分娩はできない、とのことで、この生き地獄をこの後、約2時間半味わうことになる。
駆けつけた母と、旦那さんが交替しながら私の背中をさすったり、手を握ったりしてくれていたらしい
(あまりのいきみたい衝動でよく覚えていない)
横向きに寝、つま先でベッドの柵を思いっきりおしたり、深呼吸したり、歯をくしばったりして、その衝動を逃す。

そして、3分おきのいきみたい衝動の合間に、何故か強烈な眠気が襲い掛かる。
二夜連続の徹夜のツケが、こんなときに!
ふっと寝そうになると、ありえない衝動で起こされる。
遭難した雪山で眠気と闘う気分って、こんなんかな。

眠い眠い眠い!!
いきませろ!いきませろ!

もう、う○こだか、あかちゃんだかどーでもよくなり、わかんなくなってた。
とにかく、分娩台にあがり、全てを終わりにしたい一心だった。

限界を感じた私は、ナースコールを押す。

「もういきみたくて、ダメです」
「もう少しがんばってね。」

こんな押し問答が何度繰り返されただろうか。

あまりにも苦しそうな私を見かねた助産師さん、やっと内診。

「うーん。やれないこともないけど、出口がまだ小さいなぁ・・・。でも、いっちゃうか。大丈夫でしょ」

やったぁ!やっと分娩台にいける!

でも、待て。
確かに私はものすごくいきみたいが、陣痛がないんだぞ。
痛くないんだぞ。シラフなんだぞ。


私の想像上の分娩って、陣痛がとんでもなく痛くなって、痛みで訳が分からないうちに分娩台に乗せられ、産むって思ってたんですけど・・・。

私、ものすごく意識はっきりしているんですけど・・・・

陣痛室の隣は分娩室。
そんな私の不安なんてお構い無しに、その間を隔てていたおおきな扉が開かれた。

11時30頃、分娩室へ入場。(意外にも自分の足で歩いて)

生々しい分娩台を目に前にして、体中が緊張してきた。

まだまだ、ジラシマス。
出産奮闘期4へ続く・・・
スポンサーサイト
08:56 マタニティライフ | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
陣痛ってなくなるもんなんですか?
知らなかったです・・・。
わたしも「これで、いきんでいいの??」ってずっと思ってました。
テレビドラマの出産シーンを鵜呑みにしていましたよ。
あれは、やりすぎな表現なのかなぁ。
はっはっはっ♪
生々しい実況ありがとう~☆

走馬灯のように私もあの時の記憶がよみがえりました。
そうそう☆生む直前って、陣痛なくなるの☆
一瞬、身体が楽になっちゃって、先生に
『いきんでいいですか?』って聞いちゃった(笑)

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。